いわきおやこ劇場

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いわきおやこ劇場ってなぁに

東日本大震災を乗り越えて

いわきおやこ劇場は元気に活動中です 2014年4月20日

現在、いわきおやこ劇場は、会員数は約230名になりましたが、「以前」と変わらず、鑑賞活動・自主活動の二本柱で活動をしています。

「あれは震災の前だったね。」「震災の後に始まったんだよね。」
「震災前」「震災後」などと、いつしか、あの日、2011年3月11日が、物事を考えたり、年月を図る基準の日となっています。

震災後は、会員同士の交流の時間を増やしたいと、自主活動の回数を多くしました。例会は支援公演に甘えさせて頂くこともありましたが、回数だけは減らさずに実施してきました。しかし、会員数の減少に比例して少なくなる実働人数にもかかわらず、以前にも増しての活動量となって負担と疲労が増える結果になりました。

そんな中、2013年には、いわきおやこ劇場創立25周年を迎えました。震災がなければ当然として行っていたであろう記念例会を、実施するかしないかよりも、話し合いの焦点は、「どうやったら会員を増やすことが出来るか」に絞られました。最終的に出た答えが、

黙っていても始まらない!
じっとしているのは劇場っぽくない!

そして2013年6月16日に、「25周年記念例会」を執り行うことが出来ました。
一人一人が「自分のできること」をして、そのみんなの力を合わせて頑張ったおかげで、準会員も含めて61名もの新入会がありました。

震災以降、今日のいわきおやこ劇場があるのは、会員一人一人の踏ん張りがあったからこそだと思います。一人ではなかった、会員同士の繋がりがあったから震災を乗り越えてこられたのだと思います。
みんなに笑顔が戻って本当に良かった。子どもの運動会や発表会の自慢話、部活動の手伝いや、じいちゃんのお世話のおしゃべりなど、普通の話題に戻って本当に良かった。

全国から支援・応援して下さったり、アドバイスを頂いた皆さんには心より感謝申し上げます。ありがとうございました。応援してくれる人がいると思うと、やる気と元気がわいてきて、笑顔で毎日を過ごすことができました。

このホームページも「夢実現プロジェクト」の助成金を使わせて頂き、一新することが出来ました。これからは、充実したホームページを利用して、広く「いわきおやこ劇場」を宣伝していくと同時に、会員同士のコミュニケーションも深め、新たな夢を実現させていきたいと思います。

何より嬉しいのは、こうして「いわきおやこ劇場は元気に活動中です。」と報告できることです。


いわきおやこ劇場 運営委員長 吉成富士美


「いわきおやこ劇場現状報告」2011年5月18日

このひと月、いわきおやこ劇場会員の、安否と所在確認に奔走してきました。
3月の原発水素爆発後、子育て中の会員、ほぼ全世帯が、市外・県外へと避難していたことがわかりました。

3月には400人いた会員が、5月には約半分に減ってしまいました。
会費のみで運営している非営利団体としては、大きな痛手であり、とても今までのような活動はできなくなりました。

残った会員で、臨時総会を開き、今後の活動方針を話し合いました。事務所を引き上げて、家賃を例会費にあてるか、という案も出ましたが、親子の居場所作りを目指してきた、私たちの活動の拠点として、あえてここを残すことにしました。

これからの活動として、
「今まで通りの、例会と自主活動という二本柱を、私たちにできる形でやっていこう」
そして、
「震災を体験した子どもたちの心を、現実から解放する場を作っていこう」
という方向になりました。

とりあえず、事務所を維持するだけの会員数は残りました。今までのような、プロの劇団の公演を呼ぶことは難しいですが、少しずつ、あわてずに、新しい、いわきおやこ劇場を作っていきます。

遠足もない、運動会もない、公園にも行けない。
でも、不憫にばかり思う親を超えて、子どもたちは強くなりました。
我慢しどうしの子どもたちを元気にするため、たくさんの親子の笑顔があふれるいわきにするため、頑張らなくちゃと思います。


いわきおやこ劇場事務局長 高野 紀子


「みんなの笑顔が見たい」2011年4月21日 

いわきおやこ劇場 運営委員長から、みなさまへのメッセージ

毎日の余震の報道に胸を痛めています。
会員の皆様には、被害はありませんか?
3月11日の突然の大地震から、1日も心の休まる時の無い生活。
原発、余震が少しでも早く収束することを、切に願っています。

学校も新学期が始まり、「14ひきのはる・なつ・あき・ふゆ」の例会会場も決まって、
「さーあ、これからだね!」と思った矢先、いわき市で震度6の大きな余震が起きてしまいました。
会場だった、文化センターも地盤沈下で利用不可能との事、また、振り出しに戻ってしまいました。

どこか会場をと、スタッフが探しても、見つからないこと、
例会日に、また余震でもあったら、とか安全面にちゅうちょしたり、
学校行事も1学期には、予定を組んでいないことを見ても、
「14ひきのはる・なつ・あき・ふゆ」は、夏休み以後が妥当では?との意見になりました。

そうすれば、遠くに避難している会員さんも、いわきに戻ってくるかもしれないね!

まだ、連絡の取れていない会員さんも100人以上いるとのこと、ご無事でいらっしゃることを、願っております。
この1ヶ月の恐怖や、苦労や、愚痴や、頑張りを事務所で共有しましょう!涙流しましょう!
大人だって、お母さんだって、怖かったし、辛かったし、何よりも守れなかったことが悔しいし、
これからの事が不安だし、 一杯胸に詰まっている物、みんなで吐き出そう。

なんの解決も得られないかもしれないけど、みんなの顔見たら、きっと元気もらえるよ!
「無理しなくていいよ!」って、言葉じゃない何かが、いわきおやこ劇場事務所にはあるから!
お母さんが元気じゃなかったら、子ども達が可愛そうだものね。

子どもの笑顔を守るため!
親子の居場所作り・自主活動での仲間作り、そして、一日でも早い例会の実現のために、
いわきおやこ劇場事務所を今のまま、維持して行きたいと思っています。
その為に少しでも、多くの会員さんの継続協力を、ぜひお願いいたします。

今まで普通の生活が送れること、そのありがたみを今更ながら、痛感しています。


前運営委員長 大越三奈子